カシミヤ100%のCA&Co.のカーディガン。
ボタンが二つずつ両サイドに付いています。
ボタンを留めて着る、ボタンを外して着るから始まる
応用力抜群のニットをご紹介します。
この日はSEA SALTのスリップオーバーシャツを合わせています。
シャツ、ニット、ワンピース、トレーナーやTシャツなど
いつもの服を着て羽織ればもう暖か。
気温が下がり、あの寒〜い季節を思い出す頃になると
ケープカーディガンがどんなに万能か…
すぐにわかるのでしょうね。
ボタンを留めて着た時の袖はこんな風です。
腕周りがもたつかず、袖のないカーディガンというのも
いいな、という感想。
ゆったりとしたデザインですので、
ニット自体のボリュームはありますが驚くほど軽い。
100% ピュアカシミヤの軽やかさ、柔らかさ、暖かさは格別です。
カディコットンのチュニックに合わせています。
ボタンを外して片側を肩にかけました。
画像ではニットが黒っぽく写っていますが、
チャコールグレーです。
(ガーゼセーターのチャコールと同じ色です)
マフラーのように前で軽く結びます。
寒くなったらこの上にコートを着ても◎
マフラーのように首元は暖かく、後ろはカシミヤニットがストンと
ある状態なので背中もあたたかです。
もちろん、素肌に触れてもチクチクしません。
JOHA(ヨハ)のメリノウールのインナー同様で、
これも選ぶ上では大事な点です。
ボタンを留めて来た時の後ろはこんな感じ。
襟元を集めてクシュっとすると、もう少し着丈は短くなります。
着方によっていかようにも変化します。
岡尾美代子さんのスタイリングしたCA&Co.のカタログの1ページ。
デザイナーの渡部まみさんにお会いした時に
おっしゃっていたことが印象的です。
自分で作ったセーターやマフラーを岡尾さんがスタイルリングし、
モデルの方が着た瞬間、魅力が何倍にも増したそう。
私も、ガーゼセーターの上にケープカーディガンを羽織った写真を見た時、
「こんな風に着たら格好いいだろうな」と愉しくなりました。
春の頃から楽しみにしていたのですから、
寒い季節には日々の暮らしで思う存分着たいな、
と思います。
so little