北京などの寒い地域では、湯気の立ち上る温かさも
美味しさの一つでありもてなしである、ということを
教わった睦月の茶教室。
話を聞きながら、子どもの頃、
小正月に火鉢で焼いてもらったお餅を思い出した。
現在のso littleの店舗になっている 茶室でだっただろうか?
炭のパチっとなる音、上下を返すとまた赤々となる炭。
お餅の美味しさ以上に、その暖かで豊かな光景をよく覚えている。
寒い季節、寒い土地ならではのお楽しみ。
そういう楽しみを近頃忘れていた。
so little(west)