曇空の朝。
こんな日は野鳥の鳴き声も遠い。椅子の座面に乗せているのは「windowpane」
ウール100%のチェアパッドは一点一点手作りされたもの。
ベースのアイボリーと格子部分は平坦ではなく凹凸があり、
お尻を乗せた時にこの凹凸感が心地いい。
手前がネイビー、奥がブラウン。
格子柄のデザインが窓枠のようでもあることから、
『ウインドウペン』という名が付いている。F/styleの新作の亀田縞のランチョンマット。
ひとり分の食事のスペースにちょうど良いサイズ。
布地が丈夫な亀田縞はジャブジャブ洗えるので気兼ねなく使います。おしぼりは同じく亀田縞のもの。
パンツなどを製作した際に出るハギレで作られていて、
シナの木の鬼皮のトレーとセットになっている。
こちらもシナのバッグを製作する時に
伐採される木を無駄なく活用。
捨ててしまわずに、
人の手間を惜しみなくかけて作るプロダクト。充実した亀田縞シリーズ。
こちらは手ぬぐいの大サイズ。
最初はテーブルクロスで使うことが多かったのだけど、
南魚沼に移住してからは、汗をかく季節は首に巻き、
草取りをする時は頭に巻いて使うことも多くなった。
丈夫だから全然へたらない。
食器を拭くクロスとして、
そのあとはテーブルの布巾、そして雑巾へと。
一枚の布の活躍期間が長く、活躍場所の多いことに驚く。黒漆のコップを乗せているのは、シナの縄のコースター。
身近に使える古くからの伝統技術の品。
和に偏りがちな伝統工芸品だけど、
決してそうならないのも F/styleの日用の品々の魅力。お箸は新潟 佐渡の真竹を使用した竹箸。
美しい箸は使い心地も抜群にいい。
箸先はスッキリと細く、
ごく小さなものまでも容易に挟むことができる。
箸を変えると食事の美味しさまで変わるんだな、
ということを知った。
F/styleの曲げわっぱのお弁当箱を求めてから
2ヶ月くらいが経つだろうか。
現在はお弁当持ちではないので、
お弁当箱として使うことはほぼないけれど、
この曲げわっぱがとても活躍している。
こんな風にお惣菜屋さんで買った海苔巻きを入れたり、
大福やおはぎなどの和菓子、
数種類のお漬物を入れたりとお重箱のように使う。
ほのかに木の薫る曲げわっぱのある食卓は、
お腹も心も満たされる。こちらのチェアパッドは、右がアイボリーベースのグレー。
左がグレーベースのアイボリー。
同系色で使うと感じる印象もガラリと変わる。
色調は同じでありながらよく見ると違うのね、
という粋な組み合わせ。折々の風景「魚沼 五月」の展示に合わせ、
全色のチェアパッドをF/styleさんよりお届けいただきました。
椅子の色、床の色、部屋全体の雰囲気と色々合わせてみるうちに、
チェアパッドの生み出す奥深い空気感にすっかり魅了された。
32cm×36cm 四角形の静かなパワーと影響力。手ぬぐいを四つ折りにしてランチョンマットに。
白漆のお皿に雑木のコップとスコーンを一緒にのせた。
スコーン(焼菓子も)は新潟市の「pitu」(ピトゥ) 森田康子さんのもの。
思い出していつも” 食べたいなぁ” と思うのは pituの焼菓子やタルト。
しみじみ美味しいと感じるものは記憶に残る。商品の詳細は、商品一覧ページ(solittle shopブログ)にてご覧いただけます。
少しづつ更新してまいります。
4、5 ….とつづきます。
so little