Archive for the ‘Uncategorized’ Category

永井 宏さんの「愉快のしるし」

2021-03-23

しばらく欠品していました、
永井宏さんの書籍『愉快のしるし』/ 信陽堂(出版)
再び入荷いたしました。

 

もうだいぶ以前の話になりますが、私たちが
エフスタイルさんと出会うことができたきっかけは、
新潟での永井宏さんのワークショップでした。

 

この本の中にも(S+C カタログ 25号)
エフスタイルさんについての文章がありますので、
少しだけご紹介を。

 

「新潟で、女性ふたりが始めたエフスタイルの仕事が、この秋、本になる。
籠や紐、毛織など、時代の中で上手く活かされていない素材、
手仕事などを、彼女たちは新たな眼差しで見つめ直し、
現在、そして未来に繋げていこうとしている…..」

so little

明日は3月3日?

2021-03-02

三月三日。

昨年から地元のお祭りの日にちが変更になった。
長く続く歴史のあるお祭り。

長い歴史の中で、たまたま今この世に存在する
わずか一つの小さな点でしかない私たちが、
どうしてそんなに大きな決断をしてしまうのだろうか。

 

生まれた時から、三月三日は裸押合い祭りで
お雛祭りではなかった。

お雛祭りは一ヶ月遅れの四月三日。

それが浦佐の三月三日であり、
四月三日のお雛祭りだったのに。

小満 / 山田

 

耳と肌から感じる夏の終わり

2020-08-23

夏の終わりを感じる夜が訪れるようになりました。

山の風の流れ、肌にあたる温度の変化。
虫の音はやわらかになり、
秋の入り口に立っていることに気づく。

 

日中の日差しはまだ容赦ないけれど、
確実に次の季節に向かって歩いているのだな、と

so little

八海山に雪が降る

2019-11-15

八海山の山頂にうっすら雪が降った。

だから今朝はいつもより寒かったのか。

 

 

ブラインドの向こうの光が眩しいほどに今日は晴れた。
これからはこんな晴れの日は貴重になる。

やってくるあの冬におっかなびっくりの朝。

11月15日 西山の紅葉は盛り/ 快晴
小満

お蜜柑のころ

2019-11-13

朝5時半。
早朝の散歩は月がきれいだったという。

 

朝6時半。
出かける家族を玄関で見送っていると
吐く息が白かった。

そういえば少し前より蜜柑が甘くなった。
いよいよ、そういう季節だ。

 

11月13日 満月の翌日  / 快晴
小満

Reuse 「Back in the day」

2019-08-08

 

小満 『15のこと』の1は、洋服、靴などのリユースです。

「Back in the day」というページを作りました。

季節に合わせて定期的に追加していく予定です。

 

8月8日 末広がりの日 / ゾロ目の日

小満

 

おなじみの靴下と新顔の靴下

2016-11-24

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この冬も暖かな靴下が入荷しております。

so little が始まった2013年より毎年ご紹介している
信頼できる暖かさの靴下『Fox River』

4度目の冬になりますが、今年も頼りにしています。

 

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そして初めての入荷になります カナダ『 DURAY 』の靴下。
こちらは2タイプのご用意です。

ライトグレーは50%ウール、チャコールは45%ウール。
若干ですが、ライトグレーの方がやや厚手です。

つま先とかかと部分は白の糸で編んであります。
靴を脱いだ時の可愛らしさと赤のラインも◎

 

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冬の足の冷たさを救う、おなじみさんと新顔さん。

オーロラシューズともよく似合います。
so little

一月の新潟

2015-01-31

写真

ほとんど積雪のない1月だった。
もう春が近いのでは?と思うような日もあった。

この場所からは、子供の頃に好きだった
『兼高かおる世界の旅』で見たような夕陽を見る日がある。

勝手に” アフリカの太陽” と呼んでいる。
so little

BLUE

2014-11-27

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grown in the sun のブレイカーズと
ネイバーフッドのファスナーの色。

SEA SALTのチノパンツとトレンチコートの
裏地のラインの色。

この「1375」のブルーはそういうブルーだ。
so little

十一月の新潟

2014-11-27

写真

8:20am
この先は左折、右折、ずうっと真っ直ぐ。

空港から飛び立ったばかりの飛行機を
眺めながらトンネルをくぐる。
雪が降るとこのトンネルは渋滞する。

通い慣れた道を行きながら、雪の景色を想像した。
so little

十月の新潟

2014-10-28

写真

いつもならリトルへは海沿いを行くのだけど、
この日は東堀通りを抜けた。

“今日は暦が良いのかな”
結婚式の方を見かける。

旅から戻り、バタバタと過ぎて行く10月。
手を洗いながらカレンダーを見る。

資源ごみの日を忘れていた。
そして、結婚式を見かけた日はごく普通の日だった。

気付けば日の入りの時刻はとても早くなっている。
暦を気にする年齢にもなっている。
so little

八月の新潟

2014-08-21

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夏風邪をこじらせ、家で過ごす日が続いた。
家を出るきっかけが欲しくて、思い立って映画を観に行く。

平日午前中の映画館は思いのほか混んでいた。
後ろの席のご夫婦は、終わったら何処で何を食べようか?
と相談している。
「今はお腹が空いていないからわからないけど、
多分それが食べたくなる」

”それ” が何なのか気になっていると、
館内が暗くなり静かになる。

短い予告の後、すぐに本編は始まった。
インド映画だとは知らなかった。
so little

Around the world

2014-08-08

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20年前、南米へ行くのにニューヨークとマイアミで
2回乗り換えて行った事がある。
目的地へ着いたのは家を出てから2日経っていた。

お小遣いはあまりなく、でも時間だけは沢山あったから
苦にならなかった。

いろんな国へ行きたい。
マイアミを離陸する時に見た夜景をふと思い出し、
急にそんな事を思った。
so little

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七月の新潟

2014-07-24

海からリトルへは近道なら歩いて7、8分。
小さな林を抜けるのだけど、この林が良い。

方々でいろんな鳥が鳴く。
“ツイー ツイー” と鳴く鳥はどんな姿をしているのだろう。
そんな鳥の声も夏の盛りは蝉が鳴き、消される。
緑と土の匂いがする。

写真 4

林を抜け、教会のある十字路を過ぎ、高校のグラウンドの横を通る。
夏の間は校舎の窓が開いているから、吹奏楽部の練習が聞こえる。
時々、演奏している曲と自分の歩調が合う。
いつもより楽しく歩く。
so little

day off.

2014-06-12

day off
ゴミを出しに行くと、
公園の花の手入れをしている人がいる。
マリーゴールド、サルビア、ベゴニア。
“きれいですね” と声をかけ、見た事のない花があったから質問をしてみた。
「ちょっと名前は忘れちゃったな、今度書いておくから」とおっしゃる。

休みの日はいい。
普段は見過ごしてしまっている物に目が止まる。
何日か後にはあの花の名前を知る事ができる。

のらりくらりの1日。
so little

赤いサルビア

2014-05-29

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子供の頃に住んでいた家の裏には畑があった。
南側には葡萄棚。
畑の入口には、ケイトウ、サルビア、ダリア、
おしろい花、グラジオラスが植えられていた。
おしろい花の黒い種を割ると出てくる、
白い粉を顔に塗ったり、サルビアの花をもぎ取り蜜を吸った。
グラジオラスの背丈と自分の背丈は同じ位だった。

学校から戻り、退屈な時は庭をぶらつき、畑をぶらつく。
飽きるとお小遣いの50円を握り「やまとや」に行く。
昭和の懐かしい日々は、いまだに鮮明だ。
so little

集合写真

2014-05-20

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先月の甥の結婚式で、親族の集合写真の撮影があった。
小さな子供が三人。
子供達もきちんと写るよう、カメラマンから子供達への声掛けがある。

「気をつけピー 、できるかな」

その掛け声で、子供達は”気をつけ” の姿勢にならないといけない。
子供に向けられた声なのに、大人のこちらも ピンっ と背筋を伸ばす。

写真はまだ見ていないけど、
子供も大人も ”気をつけピー” は出来ていただろうか。

あの日から時々、頭の中で「気をつけピー」と自分に言う事がある。
気がゆるみ、ダラダラし始めた時に。
丁度、今日のような日に。
so little

SUMO

2014-05-14

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夕方、近所のパン屋へ行く。
いつもなら厨房から聞こえるのは店内と同じラジオ。
でも今日は何かの解説みたいだ。
しかも音量は大きい。

相撲だ。
今日一番の注目の取組みだったようだ。
結果は横綱に土。
ご主人はどちらを応援していたのだろう。
so little

母の日に母の話を

2014-05-11

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居間のテレビは時代劇が流れている。
向かい合った男二人が将棋をさしている場面。

母はぽつりと「丸餅が美味しそうだね」と言う。
”マルモチ? ” と思い、テレビを見るけど餅など見当たらない。
よくよく見ると、男達の脇の七輪の上で丸餅が焼かれていた。
画面の隅だ。

2年前の病気治療後、お医者から
「餅と柿は食べてはならぬ」と言われている。
餅好きだった人なのに、
元日のお雑煮も、お彼岸のぼた餅も、
端午の節句の三角ちまきも食べていない。
真面目な母だ。
それを守っている。
so little

南極の氷とオーロラさん

2014-05-05

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年配のオーロラさんから、
オーロラ研究の為、南極へ観測に行っていた知人から、お土産の南極の氷が届いた、と聞く。
その氷でウイスキーを飲もうという事になり、早速、年配のオーロラさんの所へ。

氷にウイスキーを注ぐと、”チリチリチ”と氷から音が聞こえる。
ぐるぐるとゆっくり氷を回しながら飲む者。
待ちきれずに直ぐに飲む者。
お替わりをする者。
それぞれが南極の氷を楽しんだ。

「昨夜のウイスキーはまろやかな甘さがあってなんだか違った」
家人に言うと少し笑われた。
きっと催眠術ならかかり易い性質だと思う。
so little
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